いつもお世話になっております。
本日は春~秋に楽しめる植物を紹介していきます
それがこちら、
紫色の実をつけたコムラサキシキブです。
夏に花、9月~10月頃から綺麗な紫色の実をつけ始める人気のある植物です。
秋に楽しめる植物をなぜ今?と思われるかもしれませんが、
今回はそれも含めて関戸園芸が解説していきます。
ぜひ最後までご覧ください!!
この記事の目次>>>
1.コムラサキシキブの魅力
コムラサキシキブの魅力はなんといってもこの趣のある見た目です。
夏に優しい紫色の小さな花を咲かせ、
秋にはまるでガムのようなきれいな艶のある紫色の実を付けます。
また高さがだいたい1.5mぐらいまでと、あまり大きくなりすぎないのも人気の特徴です。
1.5mでもなかなかの高さに感じるかもしれませんが、ある程度の高さで枝垂れてくるので
見ためは1m前後で落ち着いているものが多いと思います。
ちなみにコムラサキシキブの綺麗な実は食べることができます‼
ほのかに甘みがある実ですが、小さい上にパクパク食べるほど美味しいものではない為観賞用として利用されるのが現実です・・・(;^ω^)
機会があればぜひ食べてみてはいかがですか??
2.コムラサキシキブの特徴
初心者の方でも育てやすいコムラサキシキブ。
成長がゆっくりで高さが出ない為、邪魔にならず管理のしやすいのが特徴です。
そしてこの可愛らしい実をつけた姿は切り花にして家の中で楽しむこともできます。
育てる上で一つ、注意すべきポイントは乾燥や強い日差しに弱い点です。
ですので植え付ける際にひと工夫してあげると良いです。
3.コムラサキシキブの植え付け
さっそく植え付け方の方法をご説明します!!
今回は10.5㎝ポットのコムラサキシキブを18㎝ポットに植え付けます。
15㎝でも良いですが、18㎝の方が伸びたときにバランスが良いと思います。
〇底に鉢底石、または発砲スチロールを敷きます
〇その上に土を半分ほど入れます
>>ここで一工夫‼
培養土で問題はないのですがひと工夫としてパーライトを入れてみます。
パーライトには黒曜石と真珠丸という2種類がありますが、
今回は乾燥に弱いコムラサキシキブを植えるので保水力が優れている真珠岩のパーライトを使います。
培養土に2割ほど混ぜることで通気性、保水性もUPします。
〇苗を仮置きして高さ決め
この時水やり後溢れないように鉢の縁から2~3センチのウォータースペースを取ると良いです。
〇土を足す
鉢内にいきわたるように…割りばしなどでつつきながらすると良いです。
〇最後に鉢底から流れ出すまでしっかり水やりをします
これで植え付けは完了です(^^)b
植え付け時期ですが、
ポットからあまり根を触らずに植え替える場合は葉がある時期でも問題ありません。
根を崩したり地植えにしてあるものを植え替える場合は葉が落ちてから芽が出てくるまでの植え替えが好ましいです。
それが2~3月。これからです!(^^)!
コムラサキシキブの植え替え、植え付けされる際に少しでもお役に立てると良いなと思いこんな時期に書かせていただきました( ..)φ
4.育てる上での注意点
〇剪定の時期
剪定の時期は12~2月が適期です。
この時期は休眠期なので切る場所を選びません。
大きくなりすぎた場合は樹高の半分位まで切り戻しても大丈夫です。
古い枝や伸びすぎている枝、内側に向かって伸びている枝は元から切りましょう。
4月頃芽を伸ばして、そこからまた花を咲かせるのでそれまでに剪定しましょう。
虫食いの部分を少しカットする等は適期以外の時期に行っても問題ありません。
〇病害虫
比較的強い植物ですが、カイガラムシが付くことがあります。
カイガラムシを放っておくと排泄物でカビが生えて病気が発症するので見つけた時は処理をします。
歯ブラシなどでこすり落とす、または枝を切り落とす、
もしくは牛乳を霧吹きに入れて牛乳をかけてあげると膜を張って窒息死するのでそういった方法も有効です。
あまり薬を使用したくない方は牛乳、お勧めです!!
5.まとめ
低木で手入れがしやすく、一度植え付ければ毎年開花・結実を楽しめるコムラサキシキブ。
日当たりのよい場所に植え付けて、四季の表情の変化を楽しんでみてはいかがでしょうか。
今後はどんどん旬の植物を紹介していきたいと考えております!!
ぜひまたのぞきに来てください!!
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